適者生存の研究室

普通の大学生が現代社会での生き方を模索する研究所

センター試験で失敗したときの気持ちの切り替え

この点数では志望校に届かない…

僕はセンター試験が苦手だった。

なんといっても国語と地理、理系である僕にとってこの二つの文系科目は天敵、結局本番もまともな点数を取ることができなかった。

 

採点後、マジで浪人を覚悟。しかし可能性はゼロではなかったのでそれまでの志望通りセンターリサーチを書いた。

 

すでに推薦で受かってる奴、センターの利用科目が少ない奴らをマジで恨みました

こっちは数学二個に理科二個、英語、そして二次試験で使わない国語と地理まで勉強してんだよ!

 

センターの点に絶望し出願先を考えていると、一週間後センターリサーチが返ってくる。そして駿台、河合だの大手予備校の出す度数分布をなめ回すように眺めた。

 

微妙すぎる…二次試験挽回を信じて第一志望に出すか、安全をとって第二志望に出すか…

 

受験生にとってあまりにもよくあるシチュエーションであろう。僕の家庭はどう考えても私立の大学に四年間通うお金はなかったため、国立という選択肢しかない。

そんな僕にとってその国立大学の出願先は迷いに迷った。

 

結局浪人は自分のメンタル的にも家計に負担がかかるという結論に至り、第二志望の大学に出願し合格することができた。

 

センターがうまくいかなかったら

こんなある意味模範的受験生を経験した僕であったがセンターを失敗したとき絶対やってはいけないことがあると感じた。

それは現役のうちから全てを諦めて浪人にかけることである。これは浪人をするという選択肢をとるにしてもとらないにしても自分の成長を阻害する(なんといってもこういう人間は多浪しかねない)。

 

ではセンター試験がうまくいかなかったときに取るべき選択は①二次試験挽回を信じて第一志望に出す②その大学に行くか行かないに関わらずワンランク下げて合格しに行く。

①はベストな選択肢だ、もし仮に不合格だったとしてもその時の成長はきっと翌年につながる。②の選択肢をとるのもよし。

だがポイントはどっちの選択肢を選ぶにしろ、絶対に受かる大学を何校か受験しておくこと。その理由は

 

センター試験がうまくいかなかった時点で気持ちは負けている

これは大学の動物行動学で聞いた話

コオロギの雄は雌の奪い合いのために雄同士戦い、勝った者だけが子孫を残すことができる。興味深いことにそこで雌の奪い合いに一度負けてしまったコオロギはその後勝率がどんどん下がっていく。そうコオロギにも負け癖が存在するのだ。

 

負け癖は恐らく一度負けを経験することによって自信を喪失し、勝率が下がっていく現象。これにより勝てるビジョンが思い描けなくなり、本来持っている力すら発揮できなくなるのだと思う。

 

センターに失敗したということは気持ち的にはもう既に一敗している。頭の中では引きずっていなくても多分脳はその一敗を記憶し続けているだろう。このまま不合格通知をたたきつけられ続けると負け癖が定着し、合格するのがどんどん難しくなっていく。

 

とりあえず脳を勝ち癖に切り替えさせる

自分の場合、特に行く気のない私立を滑り止めというわけではなく何校か受験した。具体的にいうと関関同立の二つくらい(先ほど述べたように受かったとしても学費が払えないので行くつもりはなかった)。

二校とも合格する自信があったがそれでもやっぱり合格通知を受取ることは気晴らしとなり、国立の二次試験を勉強するモチベーションにもなった。

 

そしてその後の試験もなんとか乗り切ることができたのだ。

行く行かないにしろ、ここには合格したという自信は必ずしもその後よい結果をもたらしてくれるのである。というよりセンター後のそのままのモチベーションで第一志望に望むことが一番危ない。

他には試験慣れができるというメリットもあるので数校受けておくことをオススメする。

 

センターに絶望しても全てをなげるな

センターの結果浪人を決意した人、それはそれで素晴らしい覚悟だ。だが現役のうちの成長は最後まで信じた方が良いし、現役のうちは最後まであがいてほしい。

単純に高校三年間うまくいかなかったと結論づけてしまう人は浪人後もきっとうまくいかない。

 

僕がやったようにとりあえずセンター試験後の負け思考から切り替える。そのために適当に私立を何校か受験して自信をつける、これは本当に大事だと思う。

 

最後に受験生へ

「センター失敗したから二次もどうせ失敗する」なんて気持ちで二次試験の勉強するのはやめよう。これは本当にうまくかなかった時のために保険をかけようとしているにすぎない。

 

ビハインドを背負った状態で今何ができるか、どういった力が不足しているかしっかり考え抜くことで人は成長する。

 

逆境を楽しむ準備は出来てますか?

 

自分が下した決断なら最後まで全力を尽くし、今までの勉強したことの全てを答案用紙にぶつけてやれ。

何が起きるか分からないのが勝負の世界、諦めずに!良い結果が訪れますように