適者生存の研究室

普通の大学生が現代社会での生き方を模索する研究所

熊野古道中辺路は初心者でも大丈夫なのか 前編

トレッキング初心者でも中級者コースクリアできるのか

去年の9月下旬、大学生のうちに熊野古道を歩きたいという思いで友人二人を誘い中辺路制覇の旅を決行した。

三人ともトレッキングに関しては素人中の素人、僕なんて高校大学と文化部に所属していたため運動なんて何年もやっていない。そんな山登り初心者が若さだけを武器に中級者コース滝尻王子~熊野本宮大社を歩いてみた。

 

まずこの熊野古道中辺路、滝尻からゴールの熊野本宮大社まで全長38㎞を一泊二日で歩くコース。平安時代の貴族が熊野三山への参詣道として使っていたそうだ。この紀伊山地霊場はご存知の通り世界文化遺産に登録されており、道中では様々な祠や社がみられる。それらを巡礼しながら本宮大社へ目指すルートになっていて神聖な雰囲気を道中で味わうことができる。

以下順を追って説明していきます。

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熊野古道

旅の始まり

スタート地点はJR紀伊田辺駅紀伊田辺駅はJR大阪からだと

大阪→(JR大阪環状線)→天王寺→(JR阪和線)→和歌山→(JR紀伊本線)→紀伊田辺 みたいな感じで行けます。

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JR紀伊田辺駅

紀伊田辺駅からバスで滝尻王子へ(30分ほどです)

滝尻王子のバス停を降りると橋があるので渡っていくと観光案内所があります。ここで飲料水の確保、トイレ等は済ましておきましょう。この先本当にしばらく山しかないので特に飲み物は多めに持っていくように(夏場だと熱中症にもなりかねないので)。

この観光案内所で地図も貰えるので持ってない方は是非貰っておくとよいです(なんだかRPGの攻略でも書いている気分だ)。

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いよいよ入り口です。オラワクワクすっぞ
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ここが滝尻王子の鳥居。で、肝心の道の入り口なんですけどこれはマジで所見殺し。

この向きから見て左の方に細い道があるのでそこが山道の入り口です。最初分からずに三往復ぐらいしました。

 

ここからいきなり急勾配の登りが始まります。ほんと出鼻をくじかれるとこのことですよ…普段運動をしていない人からすればかなりキツイです。

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胎内くぐり

途中こんな感じの岩があります。細身の男性でもここを通り抜けるのは結構厳しいですが別の道があるのでくぐりたい人だけ通りましょう(荷物持っていたらまず無理)。

女性がここを通り抜けると安産できると言われているそうです。

さてここからも怒涛の登り道。ほんと心が折れそうになります。もう既に帰りたみ強い。

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展望台

しばらく上るとこんな感じの開けた場所にたどり着きます。地図には展望台と書いてありますがぶっちゃけ何もないです。ここで昼休憩をして今度は下り始めます。

しばらく下り、上ったり繰り返しているとかなりの見晴らしの良い民家が並んだ場所に着きます。

そして高原熊野神社

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高原熊野神社

そしてこの先に高原霧の里休憩所、ここに自販機があったり休憩所でも何か買えるので色々補給しておくとよいでしょう。

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駐車場からの景色です。疲れが吹っ飛びますね。田園風景に風車そして青い山々、絵になります。

民家の間を抜け再び登り道、ここからかなり長い距離上ることになります。

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途中台風の影響で土砂崩れが起きている場所もありましたが、しっかり道が確保してあったので無事通り抜けることができました。かなり危険という訳ではないですが滑落してしまうと命はないでしょう。

まだまだ登ります。

 

大坂本王子を越えたあたりから今度は急な下りが続きます。足を滑らせないように注意しておりていきましょう。

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癒される…森林浴が大好きな僕にとってここは最高でしたね。川のせせらぎが素晴らしいBGMとなって心が安らぎます。

ここまでくると道も特に険しくはないです。

そしてこの先に道の駅があります。ここには食べ物も飲み物もトイレもあるので何か欲しいものがあれば買っておくと良いでしょう。

ここまでくれば宿のある近露までもう少し、残りの力を振り絞ります。

山をひとつ越えると集落が現れる、ここが近露です。橋を越えると美術館があります。

そして近露王子へ

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近露王子

本当にホッとしました。ただここで重大な問題が、

この集落晩御飯を食べる場所がない…

いや正直なんかあると思ってましたよ!でも本当に何もないです。仕方なく近くにあったスーパーで色々買って宿をとったキャンプ場、アイリスパークへ向かうことに。(A coopというスーパーがありました)

近露に着いた時点でかなり日が傾きかけていたのでキャンプ場に着いた時にはもう真っ暗でした。マジで怖かった…近露で宿をとったのは正解でしたね。

コスパ重視だったので宿もかなり安いところを取りましたが、もう少し高いところだと晩御飯が出るところもあったと思います。この辺りは本当にリサーチ不足でしたね。

翌日も早朝に出る予定だったので雨が降らないことを祈り早めに就寝しました。

ここまでが一日目です、二日目は近露から継桜王子、湯川王子、迂回を重ねながら発心門王子、そしてゴールの熊野本宮大社を目指します。

続く