適者生存の研究室

普通の大学生が現代社会での生き方を模索する研究所

熊野古道中辺路は初心者でも大丈夫なのか 後編

 

前回の続きです。まだ前編を見ていない方はこちらからご覧になってください。↓

 

biologuitarist.hatenablog.com

 

近露で一泊し朝6時半頃にチェックアウト。

雨が降らないことを願っていましたが生憎の天気… 土砂降りではなかったので止むこと信じ、カッパを着て歩くことにしました。(土砂降りならバスで熊野本宮大社を目指す予定でした)

近露を後にし、ここから継桜王子を目指して歩き始めました。

近露からしばらく道路沿いを歩きます。時折山道に入ったり出たりしますが道そのものは平坦でかなり歩きやすいです。まあ道路ですからね

そして1時間ほどで継桜王子に到着しました。

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なんと神聖な雰囲気でしょう…鳥肌が止まりません。パワースポットとはまさにこのことですね。

ここから再びしばらく道路です。

めっちゃ平坦です。

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そこから特に何もなく小広王子へ。この辺りで休憩しました。(すみません写真はないです)

 

ここから少し歩き熊瀬川王子周辺まで来るとある事を察します。

通行止めだと…?!

迂回路を通ることを余儀なくされました。度重なる台風の影響で修復出来ていない道も数多くあるようです。

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仕方なく迂回路を登っていくわけですが、ここから地獄の始まり。

ひたすら登ります

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かなり高いところまで来ました。体力のない僕にとって一苦労です。

 かなり天候も不安定だったのでカッパは手放せませんでした。

どうでもいいですがこの迂回路には二箇所ほど鳥獣よけネットがあります。最初入ったらダメな場所かと困惑しましたがそのような意味合いはないので気にしないでください。

二個目の鳥獣よけネットをくぐると林道へ。ここから今度はアップダウンが激しくなり体力がどんどん削られていきます。

迂回路ってなんだか不安になります…

しばらく下りが続きます。雨の影響でかなり滑りやすくなっていたのでほんと危なかったです。

川を越えると湯川王子に到着。(この辺りから順路通りに戻ります)

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ここはここで荘厳な雰囲気のある場所です。こうやって古い社を巡ることが出来るのは本当に楽しいですね。

ここを越えると再び急な登道。途中台風の影響で道が途切れている場所があり、おじさんに

「ごめん、今修復中だからそっち通って」 

ちなみにこのおじさんなんと一人で頑張っていました。世界遺産なのに人手足りてないんですかね…

 

ここを登りきると三越峠へ

休憩所のようなもの(小さな小屋)があったのでここでお昼ご飯を食べました。このあたりで霧が深くなり始め、数メートル先が見えないくらいに。

休憩所から下り終えると確かこの辺りでまたもや迂回路を通らされます。しかもこの迂回路、貰った地図に完全に載って無いのでいよいよ自分がどこにいるか分からない状態に。ひたすら指示通り歩きます。

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迂回路なのに道が…見たいなことも度々ありました。先ほどと違いこの迂回路が順路のどこに合流するのか分からないのでかなり不安でした。

それから林道をぬけると今度は道路をひたすら歩かされます。道がないのなら仕方無いですよね

基本的に下り坂なのであまり体力は使いませんがあまりにも長いので本当にこの道で合っているかかなり不安になってきます。

30分ぐらい歩いていると少し大きな鳥居に辿り着きます。

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発心門王子やん!ここに着くんか!かなり驚きましたが何より元のルートに戻れて良かったです。

ここまで来ればあとは初級コースと同じ道なので余裕です。ゆるい下り坂が続きます。この先に自動販売機もあるので欲しければ買っておきましょう。 

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これは昔の関所のようです。

今までの山登りが嘘のように歩きやすい道です。初級コースだけあって体力ない人でもこれなら大丈夫だと思います。

 

途中住宅街に入りますがここまで来ればもうゴール目前です。

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いやあ〜長かったホント、足がパンパンですよもう。ちなみに熊野本宮大社は創建2050年らしいです。紀元前からあるんかこの神社

 

写真撮影禁止の場所が結構あったのでぜひ自分の目で確かめに行ってください!

外国人観光客がかなり多かった印象。

これで終わりじゃありません、熊野本宮大社の跡地に向かいます

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激エモ、日本一大きい鳥居だそうです(実質世界一)。世界遺産の名に恥じない圧巻の光景、鳥肌が立ちます。写真を拡大したら人がいるのが見えると思いますが如何に鳥居がデカイかわかりすね。

熊野本宮大社は元々川の中洲にあったそうですがどうやら洪水により流されてしまったようです。いや、そら中洲に作ったらそうなるわ

ホントに眺めが良い…すぐ横を流れる熊野川も自然の畏怖のようなものを感じます。

 

旅はこれで終わりです。帰りはバスで再び紀伊田辺駅へ戻ります。2日かけて歩いた道のりですがバスを使えば2時間ほどで着きます。文明の利器… 

今回時間が無くて熊野速玉大社、熊野那智大社に行けてないのでまた機会があれば行ってみたいと思います。那智の滝行きたかったなぁ

 

旅を終えて

今回は「トレッキング初心者が熊野古道中辺路を制覇できるか」をテーマに掲げて記事を書いてきました。結論から言うと思いの外アップダウンが多いものの、特に経験者じゃなくても大丈夫だと思います。ただし慣れていない人からすればかなりキツいです。平安時代の貴族がこの道通っていたことを考えると現代人はその貴族達よりも遥かに甘ったれた生活をしているなと痛感しました。

体力に自身のない方はしっかりコースを選びましょう。 

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説明していませんでしたが上の写真のように500メートル毎に目印があるので道に迷うことは決してないです。さすが世界遺産なだけある。ただ迂回路にはこれが無いので怖かった…

台風で修復出来てない道も多く復旧する前にまた次の台風が来てみたいな感じでした。 

 道中は本当に山です、トイレも自動販売機もほとんどないのでその辺は世界遺産だからって舐めない方が良いですね。しっかり準備して行きましょう。

この世界遺産、素晴らしいことに非常にゴミが少ない。観光客のマナーが良いですね!

自然も建造物も本当に趣きがあってとても楽しい旅でした。この記事を見て1人でもこの世界遺産に興味を抱いてくれた方がいれば幸いです。 

以上、熊野古道中辺路制覇の旅でした!